飯田鉄写真展「球体上の点列」

2019年6月20日(木)〜7月2日(火)

展覧会概要

飯田鉄は1948 年生まれ、東京出身の写真家で、これまで精力的に展覧会で作品を発表する傍ら数多くの著作を残してきました。

また、1987 年には日本写真協会新人賞を受賞し作品は東京都写真美術館や川崎市民ミュージアムに収蔵されています。

飯田鉄の作品は1970 年前後から長年にわたり都市の様々な様態を記録、撮影し、何気ない対象がどこか「踏み外し」をしたような感触を与える、独特の時間感覚と空間の捉え方が、ひとつの特徴といえます。
また、1975 年の個展「写真都市」(新宿ニコンサロン)以来、都市環境、建築物などの写真作品発表活動も継続して行なっており、今回の展覧会では、その「写真都市」シリーズ時代の作品から現在までのモノクローム作品の中から、あらためてそれぞれを見直し作品の流れを再構成する試みを行っています。

なお、およそ2 週間の展示期間を2 期に分け、前後で展示作品の入れ替えが行われます。

この機会にどうぞご高覧ください。

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【第1期】
2019年6月20日(木)〜25日(火)12:00〜20:00 *最終日17:00まで
「揺らし箱」

【第2期】
2019年6月27日(木)〜7月2日(火)12:00〜20:00 *最終日17:00まで
「球体演戯」


プロフィール

飯田鉄 / Iida Tetsu


個展

2007「腐爛と成熟」(ベビールー二ー)
2003「関東という器」(銀座ニコンサロン・大阪ニコンサロン / 東京・大阪)
「街の肌」(アイデムフォトギャラリー「シリウス」 / 東京)
「街区の眺め」(御茶の水画廊+淡路町画廊 / 東京)
2002「レンズ汎神論オリジナル写真展」(ドイフォトギャラリィー / 東京)
2001「まちの肌」(三軒茶屋キャロットタワー / 東京)
1989「雅叙園のインテリア」(富士フォトサロン / 東京)
1986「まちの呼吸」(淡路町画廊 / 東京)
「浅草のモニュメント」(ポラロイドギャラリィ)
1981「街の水・街の雲」(新宿ニコンサロン / 東京)
1975「写真都市」(新宿ニコンサロン / 東京)

著作

「横浜建築百景」(横浜市)、「神奈川の橋」(神奈川県)、「近代和風建築」(建築知識社・共著)、「東京セレクション花の巻・水の巻」(住まいの図書館出版局・共著)、「私だけの東京散歩」(作品社・共著)、「釣魚台書法繍錦」(三省堂)、「使うライカレンズ」「使うハーフカメラ」「使うニコン」(双葉社)、「レンズ汎神論」(日本カメラ)、「浅草モニュメント」(CD-ROM)(祥林舎)、「街区の眺め」(日本カメラ)

1987日本写真協会新人賞                 

パブリックコレクション

東京都写真美術館、川崎市民ミュージアム


飯田鉄 写真展「球体上の点列」-helical sequence of points on a glove-

【第1期】「揺らし箱」
2019年6月20日(木)〜25日(火)
12:00〜20:00 ※最終日17:00まで

【第2期】「球体演戯」
2019年6月27日(木)〜7月2日(火)
12:00〜20:00 ※最終日17:00まで


【第1期】「揺らし箱」

【第2期】「球体演戯」

【お問い合わせ】

〒161-0033
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
JR高田馬場駅徒歩7分(下落合二丁目歩道橋そば)
2-6-3, Shimoochiai, Shinjuku, Tokyo, 161-0033

TEL:03-5996-8350
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