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2023年10月29日発売
ホンマタカシの写真は、1990年代からずっと私たちの身近に存在している。スクラップ・アンド・ビルドを繰り返す東京のまち、押し寄せては引き返す海の波、森の中に生えるキノコ、どれも一見いつも変わらないようで、実は常に変化しているものに目を向ける。 彼は一回の撮影で、数回しかシャッターを押さない。彼は、自分の写真がメディアによって変わるのをよしとする。彼は平気で嘘をつく。写真の嘘が真実に見えることを楽しむ。ホンマの写真は常に流れているのだ。「回顧とか総括みたいなの、やなんだよね」。権威的な予定調和を厭う写真家のそんな言葉から始まったこの特集は、ここ数年の作品と日記と他者との対話、そして他者からの言葉をバラバラに組み合わせた。近づいたと思ったら遠ざかる。そんな存在の“いま”を掴もうとしたらスクラップブックのような1冊になった。
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『行旅死亡人』(2016年、記事切り抜きと写真、サイズ可変)
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Vol.130
Vol.129
ビジュアルアーティストのステフェン・チョウと、経済学者であるフイイ・リンによるデュオ。現在は、北京を拠点に活動する。これまでに36カ国で作品を制作し、ミラノトリエンナーレ、United Nations ESCAP 、Lianzhou Foto、中国中央美術学院、Getxophoto、エルミタージュ美術館、シンガポール国立大学ミュージアムなど世界各国で作品を発表している。
MORE DETAIL
国内外の優れた写真作品の1万点を超えるオリジナル・プリントを所蔵。1975年に、写真家の細江英公が教授に就任した際に提案し、設立された。コレクションを日常的に写真教育や研究の現場で活用するほか、年間を通して展覧会として公開している。
1967年、山口県下関生まれ。1991年九州産業大学芸術学部写真学科を卒業し、1991年に荒木経惟に師事。1993年より国内外で写真展を多数開催している。
1959 - 青森県弘前市生まれ。美術家。1988年ドイツ、デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学、卒業後もケルンを拠点に作品を制作。2000年に帰国、以後精力的に作品を制作し、国内外の展覧会で発表を続ける。
東京都現代美術館は、約5,400点の収蔵作品を活かして、現代美術の流れを展望できるコレクション展示や大規模な国際展をはじめとする特色ある企画展示など、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザイン等幅広く現代美術に関する展覧会を開催している。
毎号10名以上の写真家をセレクトし、贅沢に作品を見せるアートフォトマガジン。写真家は巨匠から若手まで、テーマは写真をめぐる深い歴史の話から最新情報まで、さまざまな切り口で写真の魅力に迫ります。
IMAオリジナルの写真集レーベル。新進気鋭の若手作家を中心に写真集を制作しています。
“LIVING WITH PHOTOGRAPHY”をテーマに、さまざまなアプローチで日常の中でアート写真と親しむ提案をするプロジェクト。「見る」「読む」「買う」「飾る」「学ぶ」あらゆる角度から余すことなく写真を楽しめるプラットフォームです。
IMA galleryは、IMAプロジェクトが運営するアートフォト専門のギャラリー。所属作家を中心に、国内外の若手日本人写真家による展覧会や、アーティストやクリエイターを招いたトークショーの開催など、アートフォトを多角的に楽しみ、学べる機会を提供します。
アマナの仕事は、企業のみなさまのさまざまな「ビジュアル」「コンテンツ」の制作・管理・活用のニーズにお応えする、「コンテンツパートナー」で在ることです。さまざまなビジュアルコミュニケーションのご提案により、企業やブランドの付加価値を最大に導きます。